沖縄県恩納村の小さな、小さな陶器屋　工房ima

昨日の昼に窯づめがおわり
そのまま本焼きにかかることができました。

順調に温度が上がれば夕方には帰宅出来る予定でした。


しかし。

４時間後に温度計を見ると、全然上がってなく。

焼成装置をよくみると、一か所動いてない目盛りが。。。



電気窯は、炉内に熱線が張り巡らされており、
その線に電流を流して温度を上げているのですが

小型の窯とはいえ　一つの電源で、その熱線全てに流れる電気をまかなうことはせず、
上段、中段、下段に熱線をわけ、３か所からそれぞれに電気を送ることで
炉内の温度にばらつきが出ないようなつくりになっています。


今回動いていなかったのは、上段の目盛り。

いちど電源を落として再度入れても変化なし。


背筋が寒くなりました。

いよいよ来るべき時が来たかと。


大急ぎでメーカーさんに問い合わせると

「たぶん、上段のヒューズが飛んでます」とのこと。

「こういうときのために、予備のヒューズを焼成装置内に入れておいてますので」

というので　探してみると

ありました！

ヒューズ！


で、電話で言われたとおりに装置を開けて

部品を外し、

新しいヒューズをつけて

再度電源を入れてみると


動いたんですねー！


外出してることの多い社長さんが直接電話に出て対応してくださったのでよかったです。


ほんと、よかったです。



メーカーさんの話では、
これは本焼きの回数重ねると生じる経年劣化みたいなもので、
仕方ないみたいです。

ただ、ヒューズが飛ばないようにする焼き方を、教えてもらったので
とりあえずは安心。

寿命もまだしばらくは心配しなくて良いということなので、
まだまだ頑張ってもらいます。










オーダーのものや
体験作品、
イベントに持っていく子たちも入っていたので

ほんとにヒヤヒヤしました。

あー　よかった。


イベントと言えば

土曜日に迫っています、きとねいち。


なにやら今回もお天気あやしいですね。。。

しかも寒そう。。。

テルテル坊主、つくらなくちゃ。